同窓会へ人的支援のお願い
理事長 中西秀彦
当、東櫻同窓会は実務組織がありません。実務とは実際にこの東櫻だよりを編集したり、同窓生のつどいの開催事務をとり行ったり、名簿を管理したりといったことです。そこでこういった実務は実行委員として、40歳前後の学年の方に担っていただいてきました。常任理事は実行委員の活動の補佐や名簿の更新などでは直接実務を担当してきました。ところが、現在、実行委員を引き受けていただく方がすくなってきており、常任理事会の負担が増えてきています。今回のこの東櫻だよりも常任理事のメンバーのみで編集しております。
実は、常任理事自身も元々実行委員の経験者がほとんどです。実行委員を務めていただいたあと、そのまま常任理事として、後輩の補佐や、実務にはいっていただく場合が多かったのです。近年その担い手自身も減っています。
実行委員を40歳前後の方としたのは、同志社の同窓会がその制度を取っていることに倣ったものですが、だいたいこの時期になると、相応の社会的地位を得て、時間的に余裕ができるようになったり、子育てが一段落する時期にあたるからと考えられてきました。また以前は同窓生に自営業の方が多く、比較的時間が自由になる方も多かったのですが、社会の変化で、男女ともお勤めの方が多く、時間が取りにくいと行った事情もあるようです。
同窓会への関心度合いは、なかなか測りにくいのですが、学年便りの投稿状況を見ると、やはりまだ中学校時代の記憶が新しい学生さんか、退職された後の高齢者が多いようです。今まで、この中堅時代の真ん中の40歳前後で同窓会活動に参加していただき、そのまま同窓会活動を続けていただくことを理想としていたのですが、それが回転しなくなってきています。
このままでは、東櫻同窓会は機能しなくなってしまいかねません。それでもよいのでしょうか。
同じ附属京都小学校、中学校、そして小中学校に学んだ経験は人格形成上多大な影響を及ぼしていますし、その上下のつながりの中から、新たな関係性が芽生えてくるということを私も数多く経験してきています。仕事などで、同窓生にお会いすると、附属の話で一気に関係を縮められたりもします。また後輩達のために施設の充実などへの貢献もしてあげたいと思います。今後、同窓会について改善すべきは改善し、同窓会の活性化を図りたいと考えています。
手始めに昨年の総会で東櫻同窓会の会則を改定し、理事からしか選べなかった常任理事を推薦があれば卒業生の誰でもがなれるようにいたしました。他薦、自薦を問いませんので、ぜひ手をあげてください。もちろん、ここで書きましたように、当会の常任理事は意見を述べてアドバイスをするだけの立場ではありません。実際にこのように東櫻便りを編集したり、つどいのお世話をしたり、名簿を管理したりという実務メンバーでもあります。そのことは充分に認識してください。それでも、誰かの役にたてるだけでなく、あるいは卒業生間での人脈育成につながるかもしれないことはみなさんの人生にとって大きなメリットとなると思います。
現在の常任理事は以下の通りです。常任理事に興味のある方は、同窓会あてメールでお知らせください。特に若い方の参加をお待ちします。
常任理事一覧
中学卒業期 名前 役職
15 堀場 厚 会長
26 大倉 治彦 副会長
32 鈴木 順也 副会長
24 中西 秀彦 理事長・名簿委員
23 西井 功 行事委員
24 平井 多聞 東京支部長
25 梅垣 智子 広報委員
25 宮崎 悟郎 HP委員
27 荻野 晋也 行事委員
30 北村光一郎 会計
30 垂井 由博 庶務
32 岡本 文雄 広報委員
33 西村 祐一 広報委員
34 鍛冶 美里 行事委員
34 中野 浩 行事委員
35 筑摩 寿 広報委員
36 荒木 俊哉 行事委員
38 高橋 良和 広報委員
26 絹川 雅則 監事
12 宮川 督三 監事
学校 市原 義之 副校長